2013-02-14 第183回国会 衆議院 総務委員会 第1号
例えば、電力は一〇%を、ガスに至ってはゼロ、食料も、オリジナルカロリーで換算しますと、東京都は自給率はゼロに近いわけであります。そういうこともあるわけであります。 一方、過疎法が適用される地域というのは、人口九百万人、国土の五六%を占めているわけであります。
例えば、電力は一〇%を、ガスに至ってはゼロ、食料も、オリジナルカロリーで換算しますと、東京都は自給率はゼロに近いわけであります。そういうこともあるわけであります。 一方、過疎法が適用される地域というのは、人口九百万人、国土の五六%を占めているわけであります。
濃厚飼料の輸入分などを差し引いた、牛乳、乳製品に限ってのオリジナルカロリーベースの自給率の目標はどうなっているのか。これは、食料の安全保障という観点からも、この土地利用型酪農の推進は自立した国として大切なことだと私は思うんですが、所見を求めたいと思います。
確かに我が国の自給率はオリジナルカロリーで四二%、穀物で三〇%でありますから、国内の日本人の胃袋を全部満たすためにはあと千二百万ヘクタールの農地が必要であります。でありますけれども、現実的に生産調整をしなきゃならぬ。
ちなみに数字的に申し上げますと、供給熱量ベース、これはオリジナルカロリーベースに換算しているわけでございますけれども、三十年前でございます昭和四十年度におきましては七三%が国内自給率でございました。これが十年ほど前であります昭和六十年代前半に五〇%を切るということでございまして、最新の数字は平成六年度の数字でございますが、現在四六%という数字でございます。
日本は、農林水産物の輸入は非常に大きいものがございまして、例えば農業生産物につきましては、オリジナルカロリーで考えて三〇%しか自給できていないという状況でございます。天然ゴムの世界じゅうの貿易量の一七%を占めておるとか、それからそばとか、エビとか、皆さんがお考えになっただけでも多くのものを輸入しておるわけです。
いま一つは、食糧自給率の低い国、オリジナルカロリーが五〇%以下というような国は、単純に一般的な貿易という立場からだけで輸入拡大を求めていくような方向になるようなガットの仕組みというものはこの辺で改めていくべきときにあるのではないかと私は考えている者の一人であります。その辺についてあなた方は国際場裏でその立場に立って提起する考えはおありなのかどうか、お答えください。
その中でよく使われるのが、いわゆるオリジナルカロリーで計算した自給率という表現がございますが、意味もわからずに、何となくそういう表現を使うと、ああそうかなと思うのが日本人のよいくせでもあり悪いくせでもあると私は思うのでございます。
この中で日本と非常に違いますのは、条件は、戦後のわが国とイギリス農業の違いが食糧自給率の問題にあることでありますが、現在のわが国の自給率がオリジナルカロリー計算で三割程度、イギリスでは穀物七〇%、食肉全体で八二%、ますます広がってきている。人口が稠密で国土の狭い両国の食糧自給率がこれまでに違ってきたのは農業政策の違いだ、こういうふうに断じているわけであります。
○渡邊(五)政府委員 最初に後の方のオリジナルカロリーによります自給率、これは御承知のようにかなり前提を置きまして畜産物なりを還元するものでございますから、計算は私どもとしては公式的にはとっておらないのですが、いわゆるオリジナルカロリーということで計算をそのままとりますと、従来四五%が四六%になるという計算がございます。一%ばかり上がるという計算になるわけでございます。
もう一つ、いま申し上げたのは穀物自給率ですけれども、総合自給率では七十数%と言われているが、オリジナルカロリー計算ではどの程度とお考えになっているのか御答弁願いたい。
いわゆるオリジナルカロリー、自給率という問題につきましては、国内で消費される食糧のうちどのくらいの割合を国内生産で賄っているかをカロリーベースで把握をしていく方式であるわけでございます。この場合畜産物は、そのえさのカロリー、この辺がどういう学問上の理由があるのか、私もよく心得てはおりませんけれども、畜産物はそのえさのカロリーに直して計算をしておるというのが、現在のやり方のようでございます。
それでは大臣、この間予算委員会で私、オリジナルカロリーのことをお尋ねしたんですが、御答弁が適切な御答弁じゃなかったんですが、時間の関係でそのままはしょってしまいましたので、改めてこのオリジナルカロリーの自給率の現状と、そして政府の、農水省なら農水省の持っておられる、どの程度までそれを向上さしていこうという目標を持っておられるか、この二点だけ。
その点でぜひこの際明確にしておいていただきたいんですが、先ほども議論がございましたが、改めて現在の総合自給率、穀物のみと、それからオリジナルカロリーで一体どうなっているか、そして農林水産大臣にお尋ねしますが、一体自給率の向上をどこまで持っていこうとなさっているのか、目標を示していただきたい。
○中野明君 大臣として、いま御答弁に漏れましたが、オリジナルカロリーが現在幾らで、そして幾らに持っていこうとなさっているのか、もう一度。
農林省が試算をした「オリジナル・カロリーによる自給率」という資料を私はここに持っておるわけですが、この自給率でいきますと、五十二年度の実績が四八%で、六十五年見通しが四五%、これも十年後には自給率が非常に下がっておるわけです。
農水省が非公式に計算したわが国の食糧のオリジナルカロリー自給率によると、牛肉は三五%、豚肉はゼロ、鶏卵もゼロということでございますが、このようなデータが国民に知らされているのかどうか。国民の命を守る上でこれを危機的な状態と受けとめるかどうか。いまのお話によると、いわゆるバラ色といいますか、大丈夫ですよ、こういう話ですが、大臣いかがでしょうか。
○政府委員(渡邊五郎君) オリジナルカロリーの点につきましては私の方からお答えいたしますが、いわゆるオリジナルカロリーと称されますのは、総合的なカロリー計算に基づきます総合的自給率の算定と私ども心得ております。そうした形で飼料の熱量等換算いたしまして畜産物等の迂回生産物につきまして加工した算定をいたしますと、現在五十二年度でこの私どもの試算したオリジナルカロリーは四五%程度と見ております。
オリジナルカロリーで計算しますと、私の計算によりますと四四・八八六、農林省に言わせますと四五%の自給率だそうであります。有事とかなんとかということがあるかないか知りませんけれども、仮に有事の事態が発生したときに、どんなにGNP一%以上の自衛隊に増強したとしても、四五%の食糧自給率で一体何日間続くかということであります。
農林水産省の試算によりますと、五十二年度の金額ベースの自給率は七一%、カロリーベースで四八%となり、オリジナルカロリーで見た場合さらに低下し、国民一人、一日当たり摂取熱量約二千五百カロリー、そのうち安静時の水準が千五百カロリー、従来この千五百カロリーは国内で生産可能と言われてきたのでありますが、輸入が完全にストップした場合、この千五百カロリーさえ困難だと見通されるに至ったのであります。
○大来国務大臣 日本の自給率につきましては、総合自給率は大体七〇%、オリジナルカロリーで大体五〇%、主要穀物で三六、七%というふうに私ども従来聞いておったわけでございますが、これだけ世界が小さくなりまして有無相通ずる世界でございますので、消費者の利益、消費者ができるだけ安いコストで必要な商品を手に入れることは経済政策の一つの大きなねらいでございますので、日本でつくることが困難なものあるいは日本で生産
○渡邊(五)政府委員 オリジナルカロリー論は、一般に総合的な自給率を算定するものと私ども了解しておりますが、ただいま御指摘になりました日本経済新聞での算定は、私どもとしては個々の品目については多少問題があるというふうに存じております。個別については私どもまだ検討しておりまして、この数字が妥当というふうには考えておりません。
オリジナルカロリーの計算には、野菜、果実等の栄養素でビタミン、ミネラル等は含まれないというような問題もございますのと、畜産物の一カロリーにつきましてどの程度の飼料換算をするかという問題もございまして、公式的な資料はございませんが、一応畜産物の一カロリーにつきましては飼料で七カロリーという前提を置きまして計算いたしますと、オリジナルカロリーの五十二年度の自給率が四五%、第一次試算といたしまして先般公表
日本の食糧自給率は穀物で四〇%、オリジナルカロリーでも大体その程度です。もし食糧の輸入がとまったらどうなるでしょうか。食糧の自給確保は、国の安全と国民生活安定の基礎であることをしっかりと認識するとともに、輸入食糧依存がいかに危険であることかをしっかりと認識しなくてはなりません。総理の御認識はいかがでしょうか、お伺いいたします。
七四%というのは、これは価格換算の自給率でありまして、たとえば畜産の場合は、飼料などの原料次元までさかのぼったオリジナルカロリー換算方式で計算がえをしてまいりますと、今日の食糧自給率は四〇%を切るという状態になっております。こうした食糧自給率の低下の過程はそのまま日本農業が衰退をしてきたという過程であったと思います。
穀物自給率、オリジナルカロリーで三七%と言っておりますが、米を除けば七%の水準だというふうに承知いたしております。言ってみれば、米あるがゆえに、われわれ国民生活というものが安定をし、あしたもまた食べられるであろうということになっているわけでありますので、食管制度は堅持されていかなければなるまいというふうに考えております。